院試の合格発表を前にして

私は先日、自分の通う大学の大学院入試を受けてきました。

 

このコロナ禍で、試験方法が例年とは変わる点が多くあり、対策が難しい入試でした。

 

英語の試験に関して、例年はTOEICのスコアを採用していましたが、今年はTOEICが実施されなかったこともあり、今年は入試内で英語の能力を問うといった事になっていました。

しかし、その試験の前例がなく、どのように対策をしたらいいのか教授にきいたりして、その時に頂いた資料を活用して勉強はしましたが、結果的にほぼぶっつけ本番で試験に挑むといった形になってしまいました。

一緒に受けた友人はpassionでどうにかなるでしょと言っていました(笑)

 

結果的にお互いpassionではどうにもならなかったのですが、、

 

 

筆記の試験についても今年から範囲が変更になり、それに関しても不安が大きかったです。

3年生までは、単位をとる事だけを目標にしてテスト前だけちょっと勉強を頑張って単位を取得し、テストが終わって一週間もすればその時に学習した知識は抜け落ちてしまっている。

そんな感じで過ごしてきた私には、大学院入試の勉強は大学で学んだ膨大な内容を一から理解しなおさなければならないといった状況でした。

 

運がよかったというと語弊があるのですが、このコロナ禍で大学に入れない期間があったり、緊急事態宣言が解除された後も研究室に入れる人数制限があったりとする中で、私の所属する研究室では4年生は院試まで試験勉強に専念するようにとなったため、例年に比べて勉強する時間が多く確保できたと思います。

そんな状況下だったので、日用物資を買いに行ったりバイトに行ったりする以外は自宅に引きこもり机に向かうように努力しました。

 

しかし大学生活の3年間で身についてしまっただらだらしてしまう癖はなかなか抜けず、最初のうちは勉強する癖を身に付けるまでにかなり時間を要しました。

大学入試時に用いていた勉強時間を記録しておくアプリをインストールし、勉強時間を記録しながら勉強していきました。大学受験時の勉強時間を見てみたら、一日に平均して11時間くらいは勉強していて過去の自分を尊敬しました。(笑)

 

そんなこんなで過去問10年分を4周はして、範囲に関する問題集を何度も解きなおし、筆記に関しては自分の中では万全な状態でテストに臨んだつもりでしたが、、

試験当日問題用紙を開いてみると、、??????
過去問の感じと全然違う。ページをめくる手が震えているのが分かりました(笑)

 

そこで、初見の問題は過去問の感じと違うように見えて当然だし、今までの数々の入試の中で過去問通りだなと思った事ないなと冷静になって考え直していったん落ち着き、できる問題から解き始めました。

 

試験時間はあっという間に過ぎて、空欄が目立つ科目もみられる解答用紙が回収され、筆記試験が終了しました。

 

手ごたえ的には5割はある感じで、あわよくば6割といったところ。周りの人たちの出来はどれくらいなのかとても気になりました。一緒に昼食をとった友人は割とできた様子をしていたので、私の出来は良くない方だなと察しました。

 

その後の口述試験の出来もあまりよくなく、絶望した気持ちで自宅に帰りその日はふて寝しました。

 

目が覚めて少し冷静になって考えたことは、こんなに時間を使って勉強してきたのに落ちたとしたら自分はこの道に向いていないことが明白なので、仮に落ちたとしたら院進学はあきらめて就職をしようといった事でした。

 

でもまだ落ちたといった事が確定したわけではないし、もう終わってしまった事はどうしようもないので、考えすぎず気長に発表を待とうといった姿勢になりました。

 

合格発表はもうすぐですが、早く知りたい気持ちと、まだ知りたくないといったジレンマの中、発表を待ちたいと思います。

 

あー怖い(笑)