院試落ちた 、、、と

高校の同期が、院試に落ちてしまって就活を始めたという話を聞いて、自分が落ちた場合の事も考え、びくびくしながら院試の発表の日を迎えました。

 

よくネットには、前もって教授は結果を知っているはずなので、教授の顔色をうかがっていたり、自分への対応の仕方で合否が分かるなどと書いてありますが、このコロナ禍で院試が終わるまで研究室に行くこともなかったので、教授の普段の顔も把握していないため、教授の顔色をうかがっていても何もわかりませんでした。(笑)

 

合格発表の日は研究室に行かなくてはいけない日だったので、合格発表の時間まで研究室で作業をしながら待っていました。院試を受けた同期が自分以外に二人が研究室に来ていたので、もし自分が落ちていた場合や、はたまた誰かが仮に落ちていた場合どのように反応したらいいのか考えていました。

 

学部入試の時に合格発表時間が予定よりも早く行われたので、院試の合格発表も予定より早く行われるのではないかと思って、大学の合格発表のページに何度もアクセスし、更新されているのか何度も確認しました。ほかの二人も同じように何度も確認していました。そうこうしているうちに一人が合格発表が予定時刻よりもはやくなされていることを発見し、三人でそのページを見ようとしました。

 

しかしみんな自信がなかったこともあり、やっぱり自分の画面で見ようという事になり、それぞれのパソコンで自分の合否を確認しました。確認している時はずっとふわふわした気持ちでした。

 

大学院入試はコースがたくさんあり、自分の番号が表示されている場所をさがすのに手こずっていると、同期が「あった」と言い、同期は受かったことが分かりました。そして自分も自分の受験したコースを発見し、そこに自分の番号があることを確認しました。

 

番号を見つけた瞬間、肩の荷が下りたように感じとてもほっとしました。

そしてすぐにいつもお世話になっている両親に無事合格した旨を伝えました。両親に合格を伝えられて本当によかったです。

 

高校入試は3倍、大学入試は2.7倍をくぐり抜け、大学院入試はそれよりも倍率は低いはずなのに受験の中で一番緊張したのは大学院入試で、大学院入試ほど落ちれない入試はないと思います。

 

大学院入試は受かるのが当たり前だと思われがちですが、基準点に達していなければ普通に落ちる入試で、実際に落ちてしまった先輩の話なども聞いていたため、受かってほんとによかったと思いました。

 

その場にいた同期三人が受かったことを確認し、教授に三人で報告に行くことにしました。報告しに行くと教授は良かったですねとおっしゃっていましたが、本当はもとから知っていた風でした。

 

その後一人ずつ軽く教授と面談しました。内容は院試の出来は自分的にどれくらいだったかについてきかれました。自分は出来が良くなかった旨を教授に伝えると、君は勝負強かったよと言われました。遠回しに、君はギリギリの点数だったよと伝えられたんだと思います。

 

ギリギリでも合格は合格なのでよかったですが、これからは自分の能力は高くないといった事を肝に銘じて、誰よりも努力し、研究室の足を引っ張らないように頑張ろうと思いました。

 

ほんとに受かってて良かった~